人吉市

2021.03.01

人吉市で大自然の恵みを体感できる観光スポットや魅力を紹介!

熊本県最南部に位置し、人口約31,000人の人々が暮らす人吉市。

九州山地に囲まれた人吉盆地に位置する人吉市は、盆地特有の気候や球磨川を流れる清流が育む、人吉市でしか味わうことができない特産物がたくさんあります。

その魅力は、美味しい食べ物だけではなく、「九州の小京都」と呼ばれるほど、歴史と文化を感じることができる情緒豊かな町でもあります。

この記事では、人吉市の観光スポットの中でも、特に人吉市の魅力を感じることができるおすすめの観光スポットをご紹介します。

ぜひ、人吉でしか感じることができない自然と歴史の魅力を感じてみてください。

人吉市へのアクセス

sl-hitoyoshi
出典元:https://travel.spot-app.jp/slhitoyoshi/

人吉市へ行くには、最寄りの鹿児島空港からの車や高速バスを使ったアクセスが最短です。

熊本の緑溢れる景色や人吉に流れる球磨川を眺めながら人吉へ向かうと、自然豊かな美味しい空気が心と体をリラックスさせてくれます。

東京 羽田空港→鹿児島空港:2時間
大阪 伊丹空港→鹿児島空港:1時間15分
熊本市熊本空港 熊本市から高速バス:1時間40分
熊本空港・熊本市から車:1時間20分
福岡市福岡空港 福岡市から車:2時間30分
福岡空港から車:2時間20分
鹿児島市鹿児島空港 鹿児島市から車:1時間20分
鹿児島空港から車・高速バス:50分
霧島温泉駅から人吉駅まで新幹線:1時間25分
その他 宮崎市から車:1時間30分
阿蘇市から車:2時間

人吉市内の移動手段

hitoyoshi-train
出典元:https://news.livedoor.com/article/detail/16189623/

人吉市内の移動手段は、鉄道やレンタサイクル、路線バスなどさまざまです。

人吉で生活を送るうえではマイカーが必要ですが、観光であればこれらの交通手段でも人吉を満喫することができます。

人吉といえば、鉄道ファンにも馴染み深い「SL人吉」。

熊本駅と人吉駅間をJR肥薩線経由で運行している蒸気機関車で、年に150日ほど運行しており、列車に揺られながら球磨川や緑豊かな景色を眺めることができます。

JR九州HPには、SL人吉の魅力が掲載されているので、ぜひチェックしてみてください。

人吉市の魅力

hitoyoshi-tourism

日本遺産に認定されるほどの歴史や文化の魅力を持ち、日本三大急流のひとつに数えられる球磨川をはじめとする自然に恵まれた人吉。

九州の小京都とも呼ばれる人吉には、魅力溢れる施設や観光スポットがたくさんあります。

ここでは、見て・感じて・体験できる人吉のおすすめ観光スポットをご紹介します。

人吉へ遊びにくる際は、ぜひ参考にしてみてください。

広がる大自然

hitoyoshi-daisizen
出典元:http://ashikita-kankou.com/

人吉市は面積の7割以上が自然に囲まれた、緑豊かな土地。

そんな人吉市の大自然を一望できるのが、開業100年以上の歴史を誇る肥薩線です。

熊本県八代市にある八代駅から鹿児島県霧島市にある隼人駅までを結ぶ、全長124.2キロメートルのローカル線で、産業と自然が融合した全国でもあまり見ることができない貴重な路線としても知られています。

日本三大車窓にも数えられる渓谷を眺めながら、人吉市の自然を眺めることができます。

美味しい特産品がいっぱい!

kumagawa-ayu
出典元:https://hitoyoshi-travel.com/dining/#top

人吉市の特産物の代表格といえばなんといっても、鮎料理。

人吉市に流れる球磨川は、全国の釣りファンが集まる鮎釣りの名所としても有名です。人吉温泉や旅館には、天然鮎を使用した鮎料理が出され、多くの旅行客を楽しませています。

球磨川の急流に育つ藻を食べて成長する人吉の鮎は、川魚特有の臭みがなく、身が引き締まっており、一度食べたら癖になる味です。

特に6月下旬から7月にかけてとれる“若鮎”は、球磨焼酎の肴としても人気が高く、皮や骨まで柔らかく、独特な風味を楽しむことができます。

塩焼きなどシンプルな味付けが一番美味しく食べることができるかもしれません。

温泉

hitoyoshi-onsen
https://www.city.hitoyoshi.lg.jp/q/aview/138/1341.html

「温泉町」という地名がある人吉市。

人吉市内には気軽に入れる公衆浴場が20数軒もあり、憩いの場として地元の方が利用するだけでなく、観光客が旅の疲れを癒す重要な観光資源になっています。

人吉温泉は、ナトリウム炭酸水素塩泉と弱アルカリ単純泉が泉源で、無色透明無味無臭なのが特徴。温度が40~50℃と高く「美人の湯」とも呼ばれています。

人吉市の温泉街には、ヒノキ風呂・露天温泉・石積み風呂など温泉の種類も豊富なので、好みの温泉で体を癒すことができます。

人吉市のおすすめ観光スポット

ここからは、人吉市の中でも特におすすめの観光スポットをご紹介していきます。

人吉城跡

hitoyoshi-shiroato
出典元:https://www.city.hitoyoshi.lg.jp/q/aview/138/1341.html

人吉市麓町にある日本百名城のひとつに数えられる人吉城跡。

人吉・球磨地方をおよそ700年間統治した相良氏の城で、国内でも珍しい遺構です。

敷地内にある「人吉城歴史館」には、人吉城の史料などが展示されており、歴史を感じることができる観光スポットです。

城跡一帯には公園が整備されており、地元人吉の方が散歩するなど、憩いの場になっています。

また、球磨川沿いと相良神社の石垣に咲く桜が花見スポットとなっており、秋には紅葉の名所にもなるため、シーズンによって地方から訪れた人で賑わいます。

名称 人吉城跡
所在地 熊本県人吉市麓町
アクセス 人吉ICから車で5分
人吉駅から徒歩で20分
定休日 年中無休
利用時間 24時間営業
利用料金 無料
WEBサイト http://www.city.hitoyoshi.lg.jp/

青井阿蘇神社

aoi-aso-jinja
出典元:http://ashikita-kankou.com/

熊本県内で初めて文化財の国宝指定がされた、人吉球磨を代表する青井阿蘇神社。青井町にあり地元の人は親しみを込めて「青井さん」と呼んでいます。

人吉球磨地方独自の建築様式の中に、色鮮やかな色彩や彫刻など桃山期の装飾が取り入れられており、 本殿など5棟の建造物が国宝に指定されている歴史ある神社です。

毎年10月3日〜11日まで開催される「おくんち祭」で大勢の人で賑わいます。

名称 青井阿蘇神社
所在地 熊本県人吉市上青井町118
アクセス 人吉駅から徒歩で5分 
人吉ICから車で10分
利用時間 9:00~17:00
利用料金 境内自由(文化苑入場300円・高校生以下100円・幼児無料)
WEBサイト https://aoisan.jp/

鹿目(かなめ)の滝

kanamenotaki
出典元:https://www.city.hitoyoshi.lg.jp/q/aview/138/1341.html

日本の滝100選に選ばれている鹿目の滝は、落差約36メートルの雄滝と、落差約30メートルの雌滝、平滝からなる滝です。

轟音とともに水しぶきをあげて流れ落ちる豪快な迫力と緩やかな流れに圧倒され、不思議と心が洗われます。

滝の周辺は、真夏でも肌寒いため、夏場は避暑スポットとしても人気です。

名称 鹿目の滝(かなめのたき)
所在地 熊本県人吉市鹿目町
アクセス 人吉ICから車で25分 
人吉駅からバスで20分(九州産交バス「鹿目」行き)
WEBサイト https://kumamoto.guide/spots/detail/11665

球泉洞

kyusendou
出典元:https://sotoasobi.net/10/43/72/blog/hitoyoshi_sightseeing

3億年もの年月をかけて自然がつくり出した、球泉洞。

1973年の3月に発見された球泉洞は、九州最大となる延長4.8kmの鍾乳洞でおよそ3億年前海底にあった石灰岩層が隆起してできたと推測され、現在も少しずつ侵食が続いています。

長い年月をかけて作られた美しい石柱や石筍はとても神秘的です。

ゆっくり眺められる500メートルの観光コースと、40メートルの縦穴を階段で下るアドベンチャー感覚を味わえる探検コースの2つのコースから選ぶことができます。

名称 球泉洞(きゅうせんどう)
所在地 熊本県球磨郡球磨村大瀬1122
アクセス 人吉ICから車で30分 
八代ICから車で50分 
JR 球泉洞駅・一勝地駅より無料送迎バス付き(要電話:0966-32-1151) 
定休日 無休 
利用時間 4~10月:9:00~17:3011〜
3月:9:00~17:00
(8月のみ~18:00)
利用料金 大人 1,100円
中学生 800円
小学生 600円
3歳以上 450円
WEBサイト https://www.kyusendo.jp/access/

丸岡公園

maruoka-park
出典元:https://www.vill.yamae.lg.jp/yamae_navi/kankou/shizen/1056.html

丸岡公園は、人吉球磨盆地や霧島連峰の韓国岳を一望できる丘です。

春には桜が300本、ツツジが50,000本、一斉に開花し、春の訪れを感じることができる自然公園。グラウンドも整備されているため、野外スポーツも楽しむことができます。

毎年4月の第3日曜日に「ツツジ祭り」が開催され、地元の人のみならず、村内外より多くの来場者で賑わいます。

名称 丸岡公園
所在地 熊本県球磨郡山江村万江丸岡675-11
アクセス 人吉駅から車で20分
定休日 年中無休
利用料金 入園無料
WEBサイト https://www.vill.yamae.lg.jp/yamae_navi/kankou/shizen/1056.html

人吉クラフトパーク石野公園

hitoyoshi-craft-park
出典元:https://h-craftpark.com/

人吉球磨の伝統文化・工芸品・郷土玩具に関する資料の展示をはじめ、工芸の手作り体験ができる施設、人吉クラフトパーク石野公園。

施設内には、郷土物産館以外にも、児童向け遊具のある公園やキャンプ場も併設、人吉名産のきじ馬や花手箱の体験など、工芸手作り体験(要予約)ができる人気のスポット

子どもから大人まで幅広く楽しむことができるため、旅行客だけではなく、修学旅行や職場旅行などにも利用され、多くの人が集まります。

名称 人吉クラフトパーク石野公園
所在地 熊本県人吉市赤池原町1425-1
アクセス 肥薩線人吉駅から15分
定休日 水曜日
営業時間 8:15~17:15
利用料金 無料(入園観覧)
体験有料(体験内容によって異なる)
WEBサイト https://h-craftpark.com/1102-2/

球磨川ラフティング

kumagawa-rafting
出典元:https://www.city.hitoyoshi.lg.jp/q/aview/138/1341.html

日本三大急流に数えられる球磨川をゴムボートで下るラフティング。

球磨川は九州で唯一、ラフティングができる川で、半日や1日などコースの種類がいくつかあるため、川の流れの激しさなど好みのコースを見つけることができます。

経験豊富なリバーガイドが乗船するため、初心者や泳げない人でも安心・安全にラフティングを楽しむことができ、美しい景観も魅力的な球磨川で、大自然を満喫できます。

コースの途中には、岩場から飛び込みができる場所や滝に打たれる体験ができるポイントもあるため、スリリングで濃厚なひとときを過ごすことができるのではないでしょうか。

球磨川周辺で現在約20社が運行しており、団体によって料金や利用時間など異なるため、事前に各HPを確認し、予約する必要があります。

名称 球磨川ラフティング
ツアー開催時期 年中
参加対象年齢制限 3歳~
人気シーズン 夏休み・ゴールデンウィーク・シルバーウィーク
料金目安 大人(中学生以上):1人あたり 4,500円(税込)〜
小学生1人あたり:3,500円(税込)〜
※各団体やコースによって異なる

まとめ

人吉の中でも特に魅力を感じることができるおすすめの観光スポットをご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?

自然と歴史に溢れた人吉市には、自然の恵みを肌で体験できるスポット、工芸体験など人吉の文化を感じられる施設、四季を感じられる公園など魅力溢れる場所がたくさんあります。

自然の中でたっぷり遊び、温泉に入ってゆっくりと疲れをとる、そんな心と体を癒すことができる人吉市へ、ぜひ足を運んでみてください。

同じキーワードの関連記事

熊本という新たな環境で共に動き挑戦していく企業様を求めています。 熊本という新たな環境で共に動き挑戦していく企業様を求めています。

まずは気軽にお問い合わせ、
又は、オンライン相談申し込みをしてください。

益城町~攻めの企業誘致、始動。~益城町~攻めの企業誘致、始動。~