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熊本市 2022.01.21
熊本市
2022.01.21
IT技術の進歩によって、時間や場所を選ばず自由な働き方ができるようになってきた現代。
より快適に、よりのびのびと仕事ができる環境を求めて、自然豊かな地方へ進出する企業や人も増えてきました。
熊本市内にあるコワーキングスペース『びぷれす イノベーションスタジオ』では、「人と情報の交差点」「地域課題の解決に挑む」という2つをコンセプトに掲げ、企業や個人事業主の方に働く場所、新たなアイディアが生まれる場所を提供しています。
今回はそんな『びぷれす イノベーションスタジオ』を取材させていただき、この施設ならではの魅力や、運営者の方の想いについて詳しくお話を伺いました。
熊本県でコワーキングスペースやシェアオフィスをお探し企業の方はもちろん、気軽にふらっと利用したい個人の方も、ぜひ記事を参考にしてみてください。
出典元:https://bipuresu.jp/
『びぷれす イノベーションスタジオ』は、ファッション雑貨などのショップ・ホテル・美術館・オフィスが一体となった複合施設『びぷれす熊日会館』の最上階にあるコワーキングスペースです。
熊本城から徒歩5分ほどの距離にあるので、観光やショッピングの合間に気軽に利用することも可能。 熊本城を望める立地と、高い交通利便性も『びぷれす イノベーションスタジオ』の大きな魅力です。
それでは、『びぷれす イノベーションスタジオ』の施設を見ていきましょう。
まずはフロア全体のマップから!
施設全体は800平米(800㎡)と、バスケットコート2面分もの広さがあります。
『びぷれす イノベーションスタジオ』はいくつかの区画に分かれており、シーンによって自由に使い分けられることが特徴。
静かに仕事に打ち込みたい方も、わいわいと和やかな雰囲気の中で仕事がしたいという方も、広々とした施設内で自分の好みや気分に合わせて自由な働き方ができますよ。
いくつもの机と椅子が並ぶ「コワーキングルーム」は、作業にしっかり集中したいという方におすすめのスペース。
各種会員のほか、ドロップインでも利用可能です。
固定席会員専用の「固定席ルーム」。
法人登記やメールサービス(郵便物受取BOX)も利用可能なので、これから熊本県での起業をお考えの方や、熊本市の中心部で事務所機能が必要な方にぴったり。
開放的な「イノベーションラウンジ」はコワーキングスペースとしての使い方のほかにも、さまざまな課題について、熊本日日新聞社の社員さんに無料相談することができます。
会員の方はもちろん、会員以外の方でも相談できるので、気軽に立ち寄ってみましょう。
会話などコミュニケーションを取りながら仕事ができる「コミュニケーションルーム」。
各種会員のほか、ドロップインの方も利用できます。また、びぶれすの会員であれば、貸切利用も可能です。
なんと、びぷれすにはキッチンもあります!調理台や冷蔵庫が完備された「コワーキングカフェ」では、実際に料理をすることも可能。
椅子もあるので仕事用スペースとしても活用でき、食事をしながらリラックスして作業できます。ひと息つきたいときにもおすすめの場所です、
会議、商談、打ち合わせに便利な「ミーティングルーム」。
びぷれすは交通アクセスも良いので、集まりやすいのも大きなメリットです。WEB会議にも対応しており、会員以外の方でも利用できます。
コワーキングスペースで電話をするのは気になる…というときには「電話&メールボックススペース」で。
『びぷれす イノベーションスタジオ』で法人登記した際に利用できるメールボックスもこのスペースにあります。
施設名 | びぷれす イノベーションスタジオ |
---|---|
運営会社 | 株式会社熊本日日新聞社 ビジネス開発局 |
住所 | 〒860-0845 熊本市中央区上通町2番17号 |
アクセス | 通町筋駅から徒歩1分 |
電話番号 | 096-288-2236 |
営業時間 | 9:00~22:00 |
休館日 | 日曜、祝日、年末年始 |
料金プラン | 【会員利用】
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サービス・設備 |
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公式サイト | https://bista.kumanichi.com/ |
それではここからは、インタビュー内容を詳しくご紹介していきます。
今回お話を伺ったのは、『びぷれす イノベーションスタジオ』の運営会社である熊本日日新聞社の業務推進局 イノベーション事業室長・小林義人さんです。
――『びぷれす イノベーションスタジオ』は、いつ・どのような経緯で作られた施設なのでしょうか?
『びぷれすイノベーションスタジオ』は2019年10月15日に設立しました。熊本市内の中心部にあり、もうすぐ設立から2年になります。
この一帯はもともと私ども熊本日日新聞社の本社があったのですが、そこに20年前の再開発で新しいビルが立つことになりました。
当時は別のテナントにスペースを貸していましたが、その後、撤退することになり「この場所をどう有効活用できるだろうか?」と考えたときに浮かんだのが、コワーキングスペースでした。
――施設のコンセプトについても教えていただけますか?
「人と情報の交差点」「地域課題の解決に挑む」この2つが、この施設のコンセプトです。
新聞社が運営している、街の中心部にあるという特徴を活かし、たくさんの企業や個人事業主の方に集まってもらい、そして熊本県が抱える地域課題の解決につながるような事業展開のサポートを行っています。
コワーキングスペースを利用する際に気になる施設の特徴についても、詳しく教えていただきました。
――主にどのような職種や企業の方が施設を利用されていますか?
一言でいうと、「幅広い人が利用している」でしょうか。
一般的にコワーキングスペースの利用者は、比較的若い世代の方、フリーで働いている方、IT関連だったり、デザイナーやライターの方が多いと思いますが、びぷれすでは一般企業にお勤めの方や公務員、企業経営者、士業など幅広い職業の方が利用しています。
年齢層でいうと20代〜70代まで利用されています。主に40代~50代の方が中心で、30代や60代の方も同じくらいいます。
個人利用と法人利用でいうと、半々くらいでしょうか。
――県外から利用される方もいらっしゃるのでしょうか?
旅行や出張でいらっしゃった方が、ここに立ち寄ってお仕事をされるということは、結構ありますね
――どのような経緯でこの施設を知って訪れる方が多いですか?
インターネットや紹介のほか、私どもは新聞社なので、自社広告としてびぷれすをご紹介して、それで存在を知って足を運ぶ方も数多くいらっしゃいます。
――コワーキングスペースは施設によって異なる雰囲気がありますが、こちらの施設では皆さんどのような雰囲気でお仕事をされていますか?
びぷれすの敷地は800平米ほどあるのですが、いくつかの区画に分かれており、それぞれ違う使い方ができます。
わいわい話しながら使える場所、静かに集中できる場所、食事しながら使える場所などですね。打ち合わせなどで活発に話している方もいれば、静かに一人で作業をしている方もいます。
――シーンや気分によって使い分けできるのは便利ですね。利用者の方同士で交流したり、企業同士がつながる場面もありますか?
そういうケースもありますね。びぷれすではイベントを週に2、3回ほど行っていますが、会員さま同士で一緒にイベントを開いたり、私どもと一緒に何か企画したりすることもあります。
また、私どもの事業を会員さまにお手伝いしてもらうこともありました。利用者の方がイベントを主催することもあり、そちらのほうが多いですね。
びぷれすは街の中心部にあり集客も比較的しやすいので、会場を貸し切ってイベント・セミナー・相談会・商談会などで利用される方も数多くいらっしゃいます。
――イベントは、県外からの進出企業が「地元企業とつながりたい」というときにも利用可能でしょうか?
貸し切り利用は会員のみのため、いきなり会場をお貸しすることはできませんが、たとえばびぷれすの会員さまと一緒に協力して、というのはもちろんOKです。実際、そのような例もあります。
――イベント内容は、どのようなものがありますか?
起業を目指している方や、起業して間もない方を対象にしたセミナーや相談会が中心です。
そのほかにも、いろいろな会員さまがいらっしゃるので、弁護士の方による知的財産に関するセミナーだったり、税理士の方が税に関する講座を開いたりですね。
もっとやわらかいものでは、びぷれすには料理ができるキッチン(コワーキングカフェ)があるので、そこでちょっとした料理教室をされる方もいます。また、プログラミング講座も開催されています。
『びぷれす イノベーションスタジオ』では、頻繁にイベントを開催。企業・個人事業主など利用者同士の交流や、学びの機会が満載です。
また、料理ができるキッチンスペース「コワーキングカフェ」は、ほかのコワーキングスペースはないここならではの魅力。
休憩中にほかの利用者の方との交流することで、何か新しいアイディアや思わぬチャンスにめぐり逢えるかもしれません。
キッチンとして使う方は頻繁にはいないため、打ち合わせなど仕事用のテーブルとして利用している方のほうが多いですね。
館内は飲み物はどこでもOKですが、食事はこのキッチンスペースでお願いしています。なので、皆さんそこで食事や休憩をされています。
――利用者の方が快適に使える工夫やこだわりについて教えてください。
設立から2年なので、試行錯誤しつつやっている段階です。
利用者の方が快適に使っていただけるような工夫をしながら、コロナ対策も万全にしているので、安心してお使いいただけると思います。
――ほかにも、疲れを癒せる場所やリラックスできるスペースありますか?
少し大きめのL字ソファが2つあるので、そこは一番くつろげるのではないかと思います。
もしくは、キッチンですね。キッチンではお酒を飲んだりもできるんです。
冷蔵庫があるのですが、そこで缶ビール、缶チューハイ、ハイボールなどを冷やしていて。レジへ持っていってお金を払うと、キッチンで飲めるようになっています。
――すごいですね。お酒を飲める、販売しているコワーキングスペースというのは聞いたことがなかったです。もしかして、おつまみなんかもあるのでしょうか…?
おつまみは売っていませんが、メニューを置いているので、ウーバーイーツなどの配達を頼むことができます。
びぷれすの周辺は飲食店も多いので、どこかで買って持ち込まれる方が多いですね。
一言お声掛けをもらえれば冷蔵庫も利用していただけるので、持ち込んできたものを冷やしておくということもできます。
(利用者さん同士が)キッチンでちょっとした交流会を開いたり、ということもありました。
――そのほかのドリンクもありますか?
コーヒーやお茶は無料のサーバーがあり、ジュースなどは自動販売機を用意しています。
――ほかにはないたくさんの魅力がある『びぷれす イノベーションスタジオ』ですが、利用者の方に選ばれる理由はなんだと思いますか?
立地も良く、交通の便も良いので、人が集まりやすくイベント開催時も集客しやすいというメリットがあります。
びぷれすはビルの最上階にあり、ホテルと隣接しています。大きな窓があって、開放感があるため、雰囲気が好評です。
また、新聞社が運営しているということで情報発信のお手伝いができるということや、情報提供してもらえるという期待も大きいのかなと思っております。
――施設内のスペースもメリハリがあるというか、場所によって違いがあってすごくいいなと思いました。
スペースについては、利用する方によって使い方が違うようです。
コワーキングスペースばかりを使う方もいれば、賑やかなスペースを利用する方、いろいろなところを日替わりで使う方もいらっしゃいます。皆さんそれぞれ、好みがあるようです。
――たとえば、気に入った席を固定でずっと確保することもできますか?
固定席は12席ありまして、それぞれ通常の個人会員の会費にプラスすることで専用の机や引き出し、ロッカーなどを利用できるようになります。
びぷれすには気軽に利用できるドロップインのほか、月会費の「個人会員(フリー席会員 or 固定席会員)」や「法人会員」のプランがあります。
おすすめのプランについてもお話を伺いました!
――びぷれすには個人会員と法人会員の2つがありますよね。
はい。個人会員には個人事業主、会社経営者、代表者、会社に勤める方などが個人として利用されています。
法人会員の場合、法人単位の入会となり、1法人につき10人まで利用可能です。また、10人の枠は同じ人でなくても、人を入れ替えることもできます。
――法人に向けたサービスもありますか?
法人登記ができます。また、郵便受けも利用可能です。
個人会員は1人11,000円ですが、法人会員であれば月55,000円で10人まで使えるので、実際に多くの方が利用されています。
ここからは、利用の流れについてです。
『びぷれす イノベーションスタジオ』はインターネットから可能な会員申込フォームが用意されており、フリー席会員・固定席会員・法人会員を希望する方の申込みが可能です。
――『びぷれす イノベーションスタジオ』の申込〜利用まではどのくらいかかりますか?
個人会員の場合、申込用紙に一通り記入していただき、経歴書や免許証のコピーなどの確認後、不備がなければ申し込み完了です。
法人会員の場合は、最短で2日ほどです。ただこれは登記簿謄本など必要書類を揃えるまでに時間がかかるというだけで、こちら側の確認作業としてはそんなに時間はかかりません。
――ありがとうございます。最後に、コワーキングスペースを探している方に向けたメッセージをお願いします。
びぷれすは、熊本市の中心部で地元新聞社が運営しているコワーキングスペースです。
この施設ならではの特徴を活かしつつ、皆さんに快適にお仕事していただけるスペースをご提供して、事業の可能性を広げるお手伝いができればと思っています。
熊本市の中心部の市街地にあり、交通アクセスや周辺施設の利便性も高く、しかもホテルに隣接していて、熊本城も望める…。
『びぷれす イノベーションスタジオ』にインタビューをさせていただいて感じたのは、驚くほどたくさんの魅力が詰まったコワーキングスペースである、ということです。
地元新聞社である熊本日日新聞社が運営されているということもこの施設の特徴であり、大きな魅力のひとつ。
熊本県への進出を考えている段階や、進出したばかりのときには情報収集が欠かせません。
びぷれすであれば、単に作業をするだけではなく、情報収集や新聞社の方への無料相談など、ビジネスにつながるアイディアやチャンスが数多く見つけられそうだと感じました。
ちなみに、びぷれすにはパウダールームもあります。仕事でがんばりすぎてよれよれになってしまったときも、リラックスしすぎてメイクが崩れてしまったときも安心です。
ビルの最上階という開放感もすばらしく、「また利用したいな」という工夫が随所に詰まった施設でした。
次回はぜひ、熊本グルメを持ち込みして、コワーキングカフェで地元企業や進出企業の皆さんとの交流を楽しんでみたいです!
以上、『びぷれす イノベーションスタジオ』についてご紹介いたしました!
びぷれすは熊本市内中心部の市街地にあるので、出張はもちろん、観光やショッピングの合間にもふらりと立ち寄って仕事をしたり、地元の方との交流のきっかけを見つけたりすることができる、まさに「人と情報の交差点」のような場所。
熊本市内で快適にテレワークやリモートワークができる場所選びに迷ったときは、ぜひ一度、びぷれすに足を運んでみてはいかがでしょうか。
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