001
芦北町 2022.01.21
宝物が眠る芦北町!株式会社T'sagencyが視察ツアーで感じたものとは?
- 体験
芦北町
2022.01.21
体験
働き方改革の施行により、都会にある本社とは別に地方で小規模のサテライトオフィスを構える企業が増えています。
地方創生の一環として企業誘致に注力する熊本県には、IT企業が自然のなかで快適に作業できるサテライトオフィスが複数設置されています。山林に囲まれ、海に面した自然豊かな場所で、新たなビジネスライフを築いてみたいと思ったことはありませんか?
それを実現させるのが、人口約16,000人が暮らす自然に恵まれた芦北町です。芦北町には、廃校になった小学校を活用した「芦北サテライトオフィス計石」があり、東京のIT企業などが実際にサテライトオフィスとして利用しています。
この度、芦北町視察ツアーに参加した東京のベンチャー企業「株式会社T'sagency」が、芦北サテライトオフィス計石をお試し体験しました。
わたしたちWEB TATE取材班は、T'sagency社のお試しオフィス体験を密着取材し、実際に施設を使ってみた感想などをお聞きしました!
芦北サテライトオフィス計石の施設紹介と併せて、T'sagency社のリアルな声をお届けしますので、地方進出に興味のある方はぜひご覧ください!
芦北町は熊本市から南西約60kmに位置し、芦北町計石の漁港の近くに「芦北サテライトオフィス計石」が構えています。
芦北サテライトオフィス計石は、2012年3月に閉校した旧計石小学校を改装した施設で、2019年からサテライトオフィスとして活用されています。かつてあった教室や図書館などをオフィスとして使っているため、とてもユニークで味のあるサテライトオフィスです。
窓からは幼心をくすぐる校庭が見え、その背景には美しい八代海を眺められます。都会では味わえない抜群のロケーションは、訪れた企業の方も言葉を失うほど魅力的です。
芦北町は人口減少に悩んでおり、2040年には現在の人口約16,000人から9,889人まで減少すると推測されています。人口減少を抑えるため、国と県、そして町全体で協力し合って地方創生に力をいれており、その一環として芦北サテライトオフィス計石が誕生しました。
芦北町の自然・文化・町民のあたたかさに魅了された東京のIT企業2社が、芦北サテライトオフィス計石を新たな拠点として活用しています。
「株式会社WEB TATE」は、主にWebサイトの企画・開発・コンサルティングなどを行うベンチャー企業です。芦北町では、ICTを活用した町民の業務負担を効率化するサービスの開発に取り組んでいます。
「FunTech株式会社」は、WEBデザイン制作事業や動画制作事業を行っており、自然を満喫しながらクリエイティブ技術を磨ける場所として芦北サテライトオフィス計石を活用しています。
ここで、わたしたち取材班が在籍するWEB TATEのサテライトオフィスをご紹介!
2Fにあるこのオフィスは調理実習室として利用されていた部屋で、窓からは緑が映える山々と校庭、美しい海を眺められます!
この圧巻のロケーションのなかで仕事をされているのが、WEB TATEの頭脳と呼ばれるプログラマーの早川さん(写真右)です。
オフィス内の家具やインテリアはWEB TATEが用意したもので、内装は各社で自由にアレンジすることも可能です。(退所する際に原状回復費用がかかるケースもあり)隣に入っているFunTech社のオフィス内は、センスを活かしたさらにクールでかっこいい内装になっています!
オフィスから見える海は、夕暮れ時になると赤く染まり、鳥たちが巣に帰る姿を見ると仕事の追い込みも捗ります。
ゆっくりと時間が流れるこんなオフィスで働いてみたいと思いませんか?
芦北サテライトオフィス計石でお試しオフィス体験をしたい方は、芦北視察ツアーの参加をぜひご検討ください!
⇒芦北町の自然と文化を体験できる「ためしてあしきた!2021」の申込はこちら
芦北サテライトオフィス計石や芦北町でオフィスを構える場合、設備購入費や家賃などに補助金をあてることが可能です。
対象者は「サテライトオフィスの設置を検討中のIT企業」で、本社や支社から1人以上の配置、もしくは1人以上の雇用が必須となります。また、事業所の整備費・設備投資額が100万円以上であることが条件です。
要件を満たすことで利用できる補助金がこちらとなります!
各補助金は併用可能で、②〜⑤は合計で年間200万円までの補助を受けられます。
このような手厚い補助制度を活用すれば、芦北町への進出にかかるコストも最小限に抑えることが可能です!
2021年9月13日〜14日にかけて、芦北町視察ツアーが実施されました。
この視察ツアーは、都会の企業の方に芦北町を実際に「見て」「触れて」「体験して」もらい、地方進出先の一つの候補になることを目的としたツアーです。視察ツアーのなかでも企業誘致に繋がる大きなフックとなるのが、芦北サテライトオフィス計石のお試し体験です!
今回の視察ツアーには、東京都新宿区に本社を構える「株式会社T'sagency」と、東京都中央区に本社を構える「株式会社ヒトイロ」が参加しました。本記事では、T'sagency社代表の鎌田さんを密着取材した内容を掲載しています。
T'sagency社は、営業に力を入れている営業代理店で、メーカーのプロモーションなどで実績をあげているベンチャー企業です。鎌田さんは、「若者がビジネスで成功するチャンスを斡旋する事業に注力している」と話し、この度の視察ツアーは「熊本県や芦北町にできることが何かあるかもしれない」という想いで参加を決意したそうです。
お試しツアー以外の視察ツアー体験は下記の記事でご紹介しています。
⇒T'sagencyの芦北町視察ツアーに密着!地方ならではの初体験に驚きの連続!
お試しオフィス体験ですが、まずはサテライトオフィスの内覧からはじまりました。どのような部屋がどのような目的で利用されているのかを隅々までチェックし、その後、実際にオフィスとして活用できる旧図書館を使った作業が行われました。
わたしたちは、芦北サテライトオフィス計石での仕事をお試し体験した、鎌田さんに感想などをお聞きしました!
――芦北サテライトオフィス計石を訪れた第一印象を教えていただけますか?
鎌田さん「景観が最高ですね!海があって山があって、そして何より内装がかっこよくて気に入りました。」
――サテライトオフィスのなかでとくに気になる場所はありましたか?
鎌田さん「体育館や給食室、広場などは他にはないので、人と人とが交流するにはいいなと感じました。それとプールは気になりますね!福利厚生にも使えますし、サウナもあれば面白いと思います。サウナに入ってからプールに飛び込めたら最高ですね。」
――サテライトオフィスのインフラ設備は満足はできそうでしょうか?
鎌田さん「個人情報を扱うような仕事をする場合に、セキュリティを強められる選択肢があればより良くなると感じました。たとえば、書類の管理は物理的に行うため、万が一に備えた管理方法や設備があれば嬉しいです。ですが、田舎ということもあり安心感は多少あると思います!」
――本社や支社で行っている業務を、芦北サテライトオフィス計石でもできると思いますか?
鎌田さん「ネットワークの通信速度は速いですね!普段行っている業務については、難易度が上がりますが実現できます。移動が多くなるので、距離の問題が解決できれば可能だと思います。」
――芦北サテライトオフィス計石を利用するメリットは何があると思いますか?
鎌田さん「まずはコストを削減できる点ですね。あとは、横の繋がりの風通しが良いのは他の場所にはない魅力だと思います!今まで隣の事務所と仲良くなることもなかったので、このサテライトオフィスに入っている企業同士の繋がりが、良いシナジー効果を生み出すと感じました。IT企業が多く入っているので、弊社が協力してアナログで何かを売ったり、新しい繋がりをつくったりすることもできます。」
――芦北サテライトオフィス計石に進出した際、新しいアイデアは生まれそうですか?
鎌田さん「事務所が盛り上がったときのアイデアはあります。たとえば、横の繋がりのある企業同士で家賃を値上げすれば、余剰分のお金を使って何かをすることが可能です。他にも、ここに入っている企業のサービスを割引で受けられる仕組みがあれば、進出するだけで福利厚生を厚くすることができます。ものすごい相乗効果が生まれると思いますね!」
人口減少の改善に向けて、地域活性化と雇用創出を目指す芦北町。
美しい自然に恵まれた芦北町には、目が肥えた都会の起業家を魅了する「芦北サテライトオフィス計石」が存在しています。
海の見える抜群のロケーションの芦北サテライトオフィス計石では、今までになかったアイデアや発想が生まれ、新たなビジネスチャンスの創出に繋がります。また、新しいことに積極的な芦北町役場の方や町民、地元企業の協力を得ることで事業の可能性は無限大に広がるでしょう。
今回お試しオフィス体験をされたT'sagency社の鎌田さんは、「熊本県への進出がよりポジティブなものになった」と話しました。
働き方の多様化によって注目されている地方進出にご興味のある方は、芦北町を候補の一つとして考えてみてはいかがでしょうか?
⇒芦北町の自然と文化を体験できる「ためしてあしきた!2021」の申込はこちら
⇒熊本県を実際に「見て」「聞いて」「体験できる」視察ツアーの申込はこちら
Thank You!!
ご応募いただき
ありがとうございます!
内容を確認の上、
担当者からご連絡させていただきます。