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2021.12.02

ワーケーションの息抜きは温泉で!3つのメリットと疲れに適した温泉の選び方を紹介

新たな働き方として注目を集めている”ワーケーション”。現代の通信技術等を利用して”職場以外の場所”で働くというスタイルを確立した”テレワーク”から更に1歩進み、職場以外の場所の中でも、特に、”休暇地で働く(休暇をとりながら働く)”というスタイルへと進化したのがワーケーションです。

日本全国の自治体がワーケーションの場として環境整備を行ったり、ワーケーションプランを設けたりしていますが、今回の記事でご紹介したいのは、”温泉地”でのワーケーションです。

ワーケーションのプランは本当にさまざまあり、地域独自の観光資源を活かした自然体験やアクティビティなどがありますが、今回はこのような”仕事の疲れを吹き飛ばす”ワーケーションではなく、”仕事の疲れを癒やす”ワーケーションをご紹介できればと思います。

記事の中では、温泉ワーケーションの魅力や、具体的な温泉地(温泉の泉質)の選び方について説明させていただきますので、ぜひ最後までご覧になってください。

温泉地でワーケーション【魅力とメリット】

ワーケーション 温泉

利用する方にとってのワーケーションの魅力は、何といっても”働くと同時に休暇を満喫できる”ことにあるのではないでしょうか?

日本ではチーム全体での業務が完了していない(自分の業務は完了している)中で、ひとりが休暇をとるということが好ましい(良しとされる)、という認識が持たれていません。そのため、日本での有休休暇の取得率は芳しい結果にあるとはいえない状況にあるのです。

しかしながら、ワーケーションを利用すれば休暇だけでなく、働くことも実現しているため、企業に勤める従業員それぞれの有休休暇申請における精神的な不安が小さくなるといえます。

また、ワーケーションのような仕組みがあれば、お子さんの休暇シーズン中に家族で過ごす時間を増やすこともでき、ワークライフバランス(Work Life Balance)・クオリティオブライフ(Quaulity of Life)の向上につながるといえます。

では、このようなワーケーションの場所として”温泉地”を選ぶ魅力やメリットはどのような点にあるのでしょうか?以下で確認していきましょう。

仕事で疲れた体を癒やすことができる

温泉の何よりの魅力は”癒やし”があることにつきると思います。温泉地で旅館等に滞在しながらワーケーションすることができれば、1日仕事で疲れた体を温泉に浸かって癒やすことができます。また、仕事の合間で息抜きをしたい、次の業務にむけて気合を入れたいといった際にも、温泉を利用すれば気持ちをリフレッシュすることができます。

仕事に集中できる環境がある

温泉がある地域は周囲に自然が広がるのどかな環境であることも多く、都会の喧騒から離れ、静かな環境でワーケーションがしたいという方には、ぜひおすすめです。

先に、仕事の合間のリフレッシュとして温泉利用を紹介しましたが、リフレッシュの方法はこれだけでなく、温泉街を散策してみることでも気分転換を図ることができ素敵な時間を過ごすことができます。

おじいちゃん・おばあちゃんを含めた家族みんなで楽しむことができる

ご家族皆さんで旅行を楽しみながらワーケーションがしたいという方にとっても温泉地は人気となっています。温泉地を選ぶことの魅力は、アクティビティなどの体に多少なりの負担が掛かってしまうようなことがないため、夫婦や小さいお子さんを連れた旅行はもちろん、おじいちゃん・おばあちゃんも一緒の3世代旅行を楽しむこともできる点にあるといえます。

あなたはどんな温泉に浸かりたい?チェックポイントを紹介

ワーケーション 温泉

温泉に浸かることによって気持ちがリフレッシュする仕組みには、温熱や静水圧、浮力、粘性・抵抗性といった物理作用が体に働く、働いた後に体が解放される(温泉から上がる)ことや、温泉に溶け込んでいるさまざまな成分がもたらす化学作用にあります。

温泉に含まれる成分は、場所によってさまざまであり、鉄、硫黄、カルシウム、マグネシウム、硫酸、炭酸、塩といった鉱物・海水・生物由来の成分が溶け込んでいます。またこれらの成分の比率に応じて液性(酸・中・アルカリ)も変化します。

そして、このような特徴のある温泉の中でも、体を癒やす(治療する)だけの効果を持っている温泉は療養泉(りょうようせん)と呼ばれています。以下から各療養泉の泉質と、温泉がもたらす癒やしの効果をご紹介していきますので、ご自身の体の状態にあった療養泉を見つけていただけますと嬉しく思います。

一般的適応症

一般的適応症(いっぱんてきてきおうしょう)とは”温泉療養によって効用があるとされる症状”のことを意味しており、どのような泉質の温泉であったとしても効用が得られると考えられています。

一般的適応症には以下の症状が挙げられます。

  • 筋肉・関節の慢性的な痛み、こわばり
  • 軽い喘息・肺気腫
  • 痔の痛み
  • 運動麻痺による筋肉のこわばり
  • 冷え性・末しょう循環障害
  • 胃腸機能の低下
  • 軽症高血圧
  • 自律神経不安定症・ストレスに起因する諸症状
  • 糖尿病
  • 軽い高コレステロール血症
  • 疲労回復・健康増進

読者の皆さんも温泉に入った後にこれらの症状が軽くなった感覚を味わった方は非常に多いかと思います。

泉質別適応症

泉質別適応症(せんしつべつてきおうしょう)とは、特定の泉質ごとに一般的適応症に加えて追加の効用がある症状のことを意味しています。温泉は浸かって癒やされるのが基本ですが、温泉によっては飲用(泉飲)を許可している施設もあります(泉飲をしたい場合には施設の管理者に事前に確認をとるようにしましょう)。

ここでは各泉質の特徴と、浴用・飲用でもたらされる効用をご説明していきます。

単純温泉

特定の成分が多く含有されているといった成分的な偏りが小さい温泉であり、各種の成分による皮膚への特有の刺激も少ないです。浴用の効用として、自律神経不安定症や不眠症、うつ状態に効果があるといわれています。

塩化物泉

塩化物が多く含有されている温泉であり、皮膚に塩分が付着することによって、保温効果や血行の循環効果をもたらすといわれています。浴用として、きりきず、末しょう循環障害、冷え性、皮膚乾燥症、飲用として、萎縮性胃炎、便秘の改善に効果があるといわれています。

酸水素塩泉

炭酸が古くなった肌の角質に刺激を与え新陳代謝を促します。そのため、皮膚の角質が軟化していき肌を美しく保つことができます。このような効果をもつため、俗に「美人の湯」とも呼ばれます。浴用の効果は塩化物泉と同じであり、飲用としては、胃・十二指腸潰瘍、逆流性食道炎、糖尿病、高尿酸血症(通風)に効果があるといわれています。

硫酸塩泉

硫酸塩には胆のうを収縮させ、腸のぜん動運動を活発化させる効果があります。そのため、硫酸塩泉を飲むことによって便秘に効果があるといわれています。この他にも胆道系機能障害、高コレステロール血症にも効果があります。浴用の効果は塩化物泉のものに加え、うつ状態にも効果があるといわれています。

二酸化炭素泉

二酸化炭素が多く溶け込んだ温泉であり、泡(気泡)がぶくぶくと浮いてくる特徴があり、この炭酸ガスが皮膚から吸収されることで保温効果や循環効果を発揮します。浴用として、きりきず、末しょう循環障害、冷え性、自律神経不安定症、飲用として胃腸機能低下に効果があるといわれています。

含鉄泉

鉄が多く含まれた温泉であり、鉄が空気に触れることで酸化しているため鉄が錆びた時のような赤茶色になっていることが多いです。また、鉄が錆びた匂いを感じることができるのも大きな特徴です。浴用の効果としては顕著なものが見られませんが、鉄が多く含まれているため飲用することで鉄欠乏貧血を改善できるといわれています。

酸性泉

酸の効果による殺菌効果が非常に強く、肌トラブルの改善に効果があります。肌トラブルは多様にありますが、酸性泉の浴用としては、アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬(じんじょうせいかんせん)、表皮化膿症、糖尿病が挙げられています。

硫黄泉

温泉の匂いといえば、硫黄を挙げる方も多いのではないでしょうか?硫黄泉は殺菌能力を有しているため、表皮の細菌やアトピーの原因物質を取り除くといわれています。そのため、浴用の効果としてアトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化膿症があると知られています。

液性(酸・中・アルカリ)

温泉に含まれる成分によって温泉の液性も変化します。一般的に、酸性に偏った温泉は殺菌効果が高いと知られており、アトピー性皮膚炎やにきびをはじめとした肌トラブルに効果があるといわれています。

一方の、アルカリ性の温泉は皮脂を溶かし角質を整える美肌効果があるといわれています。アルカリ性の温泉に使った後に肌がすべすべになったり、肌にぬめりを感じたことがある方もいらっしゃるかと思いますが、それは皮脂が溶けた結果であるといえます。

このような効果がある一方で、酸性が強すぎる温泉は肌を痛めてしまう原因になりますし、アルカリ性が強すぎる温泉は肌の乾燥を招きカサカサになってしまう原因になりますので、ご自身の体質にあった温泉を選ぶことが大切となります。

また、液性が偏り気味な温泉を利用した際には、温泉から上がって体を拭く前に、普通のお湯でかけ湯を行うことも効果的です。

まとめ

ワーケーション 温泉

ワーケーションの場所としての温泉地を選ぶ魅力と、どのような温泉にどのような効果があるのかをご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

アクティビティなどを楽しむ、”疲れを吹き飛ばすワーケーション”も魅力的ですが、時には都会の喧騒から離れ”疲れを癒やすワーケーション”にも数多くの魅力があり、どちらも捨てがたいものであることをご実感いただけたら嬉しく思います。

この記事を通じて、「温泉ワーケーションを試してみようかな?」、「自分だけのお気に入りの場所を見つけ出してみようかな?」のように、温泉ワーケーションに興味を抱かれた方が少しでも増えてくれれば幸いです。

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