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特集記事 2023.02.21
特集記事
2023.02.14
新しいイノベーションが生まれる場所、SOCKET。
熊本市北区にある同施設は、IoMT(医療ヘルスケアのIoT)・AIの開発拠点になることをコンセプトに設立されました。
医療分野が抱える課題やニーズを抽出し、エンジニアがもつ技術を繋ぎ合わせることで、イノベーションを生みだしていきます。
この記事では、SOCKETの魅力や特徴を詳しく紹介していきます!
※現在、改装工事を行う影響でコワーキングスペースの利用は停止中です。詳しくは、SOCKETさまへ直接お問い合わせください。
木の温もりを感じられる室内は、落ち着いた色合いで仕事に集中できる環境です。
2階にあるミーティングルームには、ビンテージのEames Armshell Chairを設置。テーブルも広く数も多いため、複数人でパソコンを広げても窮屈感はありません。
また、施設内にはさまざまな機材が置かれています。
普通の施設ではまずお目にかかれないような機材が置かれている点は、同施設ならではの大きな特徴であるといえるのではないでしょうか。
また、過去には機材学習勉強会やキッズプログラミング教室などが開催されており、延岡市から読谷山市長、九州経済産業局から高橋局長が視察に訪れたこともあります。
施設名 | SOCKET |
住所 | 熊本市北区飛田3-5-8 |
電話番号 | 096-342-7878 |
メールアドレス | info@socket-kumamoto.com |
アクセス | ▼バス 【熊本交通センターから】 ・北3 国道化血研経由菊池温泉市民広場・菊池プラザ行き「熊本機能病院前」バス停下車徒歩5分 ・北4 三軒町化血研経由南原・立石・北区役所行き「熊本機能病院前」バス停下車徒歩5分 【JR熊本駅から】 ・北3 国道化血研経由菊池温泉市民広場・菊池プラザ行き「熊本機能病院前」バス停下車徒歩5分 ▼電車 ・上熊本駅発「御代志」行き (約20分) 「堀川駅」下車、タクシーで3分 ・藤崎宮駅発「御代志」行き (約20分) 「堀川駅」下車、タクシーで3分 ▼車 ・熊本市中心部から約20分 ・熊本空港から約30分 ・熊本インターから約30分 ・植木インターから約30分 |
公式ホームページ | https://socket-kumamoto.com/ |
ここでは、SOCKETの特徴を3つの項目にわけて詳しく紹介していきます。施設内の様子は以下の動画で公開されていますので、ぜひチェックしてみてください!
カフェスペースは、さまざまな職種やバックグラウンドの方が気軽に立ち寄れる場所です。気軽に交流を図れるため、イノベーションが生まれることが期待できます。
▼ご担当者さまにカフェスペースの特徴を伺いました!
「オープンな空間に電源、無線LANを備え、コワーキングスペースのように使っていただけ
るスペースです。気軽に多くの方に利用していただくことで、コミュニケーションの機会を創出し推進を図ります。」
イベントスペースは、セミナーやイベント、ミーティングに活用することができる場所です。過去にも、さまざまなイベントが開催されているようです。
イベント詳細は公式Facebookで紹介されていますので、ぜひチェックしてみてください。
▼ご担当者さまにイベントスペースの特徴を伺いました!
「プロジェクタ、ホワイトボードを備え、最大30名のイベントを開催することができるスペ
ースです。医療従事者勉強会やセミナー会場として貸し出すだけでなく、ハッカソン、アイデアコンテストなどのイベントを主催し、その会場として利用します。」
ラボスペースには、工作機械、電子機器製作設備、バイタル測定機器、スマートデバイスなどが設置されています。ジャストアイデアを素早く形にできます!
▼ご担当者さまにラボスペースの特徴を伺いました!
「工作機械(レーザーカッター、3Dプリンタ、CNCミリングマシンなど)、電子機器製作設
備(オシロスコープ、ロジックアナライザ、電波暗箱など)、バイタル測定機器(血圧計、体温計な
ど)、スマートデバイス(Microsoft HoloLens, Microsoft Kinect, スマートグラスなど)を備え、IoMT
機器の試作ができるスペースです。」
今回、本記事を掲載するにあたりSOCKETのご担当者さまへお話を伺うことができました。ここからは、直撃インタビューの様子を紹介します!
――何年に設立された施設ですか?
「2017年8月に設立しました。」
――どのような経緯で設立された施設ですか?
「本施設は、医療・ヘルスケア関係者が持つ現場の課題・ニーズと、エンジニア・研究者が持つ様々な技術・シーズをつなぎ、イノベーションが生まれる場所になることを目指しています。また、様々な人が集う場を作ることで、知識・技術の集積、エンジニアを目指す学生の教育・支援、地元エンジニアのスキルアップにも貢献できると考えております。」
――施設の経営理念や運営方針、またはコンセプトを教えてください。
「近年、IoT(Internet of Things)の開発が進み、医療分野におけるIoT「IoMT(Internet of Medical
Things)」機器の開発も全世界で進められています。しかし、革新的なIoMT機器の開発には、試作のための設備や試験のための環境、医療に関する知識が必要であり、開発は容易ではありません。医療従事者や技術者が協働し、革新的なIoMT機器の開発を促進し、ひいては医療の効率化や質の向上につなげることを目的としています。」
――主にどのような職種の方が施設を利用されていますか?
「製薬会社の方や、ドローンに関する事業をされている方など、様々な職種の方に利用いただいています。」
――利用者の年齢・性別・居住地(地元の方か、遠方の方か)などの傾向を教えてください。
「年齢層も様々です。地元熊本の方に利用いただいております。」
――法人・個人はどちらの方が多く利用されていますか?
「法人の方が多く利用されています。」
――利用者はどのようなきっかけで施設の存在を知り、利用することが多いですか?
「知人からの紹介で知っていただくことが多いです。」
――定期的に開催している企画・イベントはありますか?
「現在は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、全てのイベントを中止しています。」
――過去の事例や今後の開催予定について具体的に教えていただけますか?
「新しい技術や知識、ノウハウを学び、これから訪れる大きな変化や課題に対して自発的に、能動的に考え、行動できる若い人材を育成するコンセプトで「みらいクラブ」を開催していました。地域活性化や次世代育成を目的に、プログラミングワークショップの開催や地域活動への協力を行っています。親子向けや指導者向けなどのプログラミング教室を開催し、例年、夏休みには「自由研
究向けキッズプログラミング教室」を開催しておりました。」
――施設で利用できる設備・機器やインフラ環境を教えてください。
「プリンター、ホワイトボード、プロジェクタ、無線LANなどを備えています。」
――通常のコワーキングスペースにはない、特徴的な設備・サービスはありますか?
「工作機械(レーザーカッター、3Dプリンタ、CNCミリングマシンなど)、電子機器製作設備(オシ
ロスコープ、ロジックアナライザ、電波暗箱など)、バイタル測定機器(血圧計、体温計など)やス
マートデバイス(Microsoft HoloLens, Microsoft Kinect, スマートグラスなど)を備え、IoMT機器の試
作ができます。」
――施設のアピールポイントを教えてください。
「施設を運営するだけでなく、IoMT機器の開発に関する技術的なサポートや市場への展開など多方面での支援を行います。本施設での活動により、利用者とのコラボレーションを推進したいと考えています。」
――今後どのような方に施設を利用してもらいたいと考えていますか?
「エンジニアを目指す学生や、地元エンジニアに利用いただき、教育・スキルアップにも貢献したいと考えています。」
AIの開発拠点を目指すSOCKETの魅力や特徴を紹介していきました。
さまざまな業種のエンジニアが交流を図れる施設になっているため、コラボレーションやイノベーションが生まれやすい環境です。
また、定期的にイベントやセミナー、勉強会も開催されているため、知識を蓄えたいと考えている方にもおすすめ!
興味がある方は、気軽にお問い合わせください。
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