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2021.03.12

地方移住体験ツアーとは?7つの実施例を紹介 

近年、都会から地方への移住が注目されていて、仕事がテレワークになったことをきっかけに地方移住を考えているという方が増えています。

移住をしようと考えたときに、移住先の地域はどんな場所なのか?どんな人が住んでいるのか?先輩移住者の声は?など、気になることはたくさんあります。

そんな不安を解消させるために、本格的に移住する前に移住体験ツアーという、地域を知り、地域住民と触れ合える機会を設けてもらえるツアーがあることをご存知ですか?

この記事では、移住体験ツアーの概要と、移住体験ツアーの実施例をご紹介します。地方への移住を考えていて、移住ツアーに興味があるという方は、是非参考にしてみて下さいね。

移住体験ツアーとは

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移住体験ツアーをすることで、実際に生活したときの雰囲気を知ることができ、自分の目でリアルな暮らしを確認できます。

移住体験ツアーにはさまざまなプランがあります。まずは、移住体験ツアーの4つのプランをご紹介します。

パッケージツアー

パッケージツアーは、各自治体が用意した複数の場所を回れるというツアーです。ツアーの中でどんな市、町なのかを説明してくれたり、空き家やスーパーマーケット、病院など生活に欠かせない場所の案内をしてもらえたりします。

パッケージツアー中に先輩移住者の声を聞けることもあり、地域のことをより詳しく知る機会を設けてくれます。

自分で一から調べて回るのも良いですが、パッケージツアーで移住体験をすることによって、地元の方の声をたくさん聞ける良い機会となります。

移住した際にどんな制度があるのかも説明してもらえるので、パッケージツアーに参加することで、移住に関しての知識も身に付きます。

オーダーメイドツアー

オーダーメイドツアーは、参加者の希望に沿ってツアーを組んでくれるというものなので、自分が知りたいことをとことん知ることができるツアーになること間違いなしです。

雰囲気を味わいたいという方は地域住民や先輩移住者に会えるようなツアーを、住居を探しているという方には物件巡りのツアーなど、移住担当者が知りたいことや見たい場所をヒアリングしたうえでツアーを組んでくれるので、充実した移住ツアーとなります。

自分の興味のあることや知りたいことに合わせたツアーなので、移住がより具体的になります。家族で参加することも可能なので、家族の意見も聞きながら移住先で過ごせるのも嬉しいですね。

職業体験ツアー

職業体験ツアーで最も人気があるのが、農業の体験です。脱サラして農業をやりたいという目標があっても、一から自分で始めるのはなかなか大変なうえに、わからないことだらけで困ってしまいますよね。

農業をするために移住したいと考えている方は、まずは移住体験で農業の体験をさせてくれる自治体を探してみましょう。

農家への民泊ができる場合もあるので、農業をより身近に感じ、自分が実際に農家としてやっていくことができるのかというような不安も解消することができるかもしれません。

お試し住宅

お試し住宅は、格安もしくは無料で一定期間滞在することができるプランで、各自治体で1日~30日という期間で空き家を提供してくれるというサービスです。

お試し住宅には家具や家電、車が付いているというところもあり、持っていくものはタオルや歯ブラシといった衛生用品だけで良いので、手軽に移住体験を楽しむことができます。

お試し住宅に住んでその土地の良さを感じながら実際に生活してみることで、移住検討時に抱える不安を解決することもできるでしょう。

実際に地域の方々に触れ合うこともでき、空き家を探しているという方は物件を直接見に行くこともできるので、移住がより現実的になります。

移住体験ツアーと一緒にお試し住宅を申し込むことで、自治体の移住担当者の方の詳しい話を聞けたり、子供の小学校や幼稚園の見学もできたりするので、興味がある方は併せて申し込むのがおすすめです。

移住体験ツアーの実施例

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移住体験ツアーはさまざまな種類があるということがわかりましたが、実際にどのようなスケジュールで、料金はどのくらいかかるのか?などわからないことも多いですよね。

そこで、ここからは実際に行われている移住体験ツアーの実施例をご紹介します。

北海道 名寄市「3LDKお試し住宅」

利用料金

利用料は光熱水費、放送受信料、Wi-Fi通信料
夏季→2,600円
冬季→3,200円

利用日数

7日から31日

主な備品

テレビ、IHコンロ、冷蔵庫、洗濯機、炊飯器、電子レンジ、掃除機、調理器具、食器、ソファ、テーブル、キッチン、風呂、トイレ、給湯器、暖房機、自転車など

用意するもの

寝具、洗面具、衛生用品
※寝具類は貸し出し可能

申し込みは名寄市の移住促進協議会(01654-3-5771)へ電話での問い合わせが必要になります。その後申請書を送付すると許可書が届き、現地で支払いや鍵の受け渡しが行われます。

詳しくは「名寄市移住促進協議会」より閲覧可能です。こちらの移住体験は、名寄市にある3LDK住宅に実際移住したような生活を楽しめることが特徴です。

実際に暮らすことを想定しながら、近隣住民の方との交流を深めたり、近くに何があるのか?と散策したりしながら過ごすことができます。

名寄市は移住の支援制度も充実しているので、実際に移住する際に使える制度を市役所で確認してみましょう。

福島県 会津坂下町「メロンスクール」

回数

10回

1回

金額

50,000円

5,000円

時間

9:30~10:30

1時間

福島県 会津坂下町で行われているメロンスクールは、メロンを作る技術を学ぶことができ、市民農園では習得できない栽培技術を習得するための講座を受けることができます。

回数は10回コースと1回のみのコースがあります。メロン栽培30年の講師から実践をもとにメロン栽培について学ぶことができるので、移住して農業をしたいと考えている方におすすめの体験です。

詳しくは「komelon」で確認することができます。会津坂下町では移住体験に力を入れていて、1人6,500円で農家への民泊体験もすることができるので、メロンスクールと一緒に申し込むのも良いですね。

栃木県 益子町「移住体験オーダーメイドツアー」

対象者

益子町外に住民票があり、益子町に移住を検討しているという方

参加費

無料(交通費・飲食代は自己負担)

日程

定休日及び陶器市開催期間以外の9時~17時のうちの希望の時間

ツアー例

町内エリア見学→空き家・空き家バンク登録物件見学→公共施設見学→先輩移住者訪問→農業体験

栃木県 益子町では、移住体験のオーダーメイドツアーを行っています。ツアー希望日の3週間前までにメール、FAX、郵送等で申込書を提出し、電話やメールでツアー内容の相談をします。

詳しくは「ましこの暮らし」から閲覧可能です。また、益子町では町内に移住、定住するために住宅を取得した方に対しての奨励金や、お試し住宅もあり、移住、定住に力を入れている自治体です。

お試し住宅は3LDKの住宅に1~2ヵ月住むことができて費用は30,000円なので、オーダーメイドツアーと共に家族で週末に利用して移住を検討するのもおすすめです。

埼玉県 宮代町「みやしろ初めてツアー」

開催日

平日実施のため希望日を伝える

所要時間

2時間程度

ツアー内容

物件近くの公共施設の案内

参加費用

無料(交通費は自己負担)

参加条件

宮代町外に住んでいて、宮代町で住まいを探している方

埼玉県 宮代町の「みやしろ初めてツアー」は、町を知り尽くした役場職員の方がわかりやすく丁寧に説明をしながら町内を見て回ることができるツアーです。

都心に近く、交通の便が良いにもかかわらず自然が豊かで遊ぶところも多いのが宮代町の特徴です。事前に子供の小学校の見学なども可能なので、安心して移住することができます。

詳しくは「みやしろで暮らそっ」にて閲覧可能です。申し込みもホームページから行うので、参加したいという方は確認してみましょう。

宮代町では、季節に応じて田植え体験や野草観察を楽しむ会なども随時実施しているので、気になるイベントはチェックしておきましょう。

島根県 奥出雲町「お試し奥出雲」

実施期間

令和3年3月上旬まで(随時受付)

対象者

町外在住者で奥出雲町に移住を考えている方

内容

希望に応じたプランを作成。知りたいことや住まい、仕事の見学が可能。
※町内宿泊施設を利用する場合は1人あたり5,000円の助成

島根県 奥出雲町では、体験したい内容を事前に伝えることで、オーダーメイドツアーを組んでもらえます。

戸建ての見学や集合住宅の見学、職場の見学や企業面接、職場の一日体験などの住居や仕事のことから、小学校見学や町内の買い物スポット、病院の見学など、自分が知りたいことを伝えることで、ピッタリのプランを提案してくれます。

詳しくは「奥出雲まち・ひと・しごとセンター 奥サポ」にて閲覧可能で、申し込みフォームもあるので簡単に申し込みをすることができます。

山口県 山口市「おためし農業」

対象者

山口市で農業をしたいと考えている方

受け入れ人数

1回の農業体験での受け入れ可能人数は最大5人まで

体験内容

山口あぶトマト、長門峡梨、徳佐りんご、徳佐いちごの市内農園で実施可能な作業

体験期間

体験希望者の状況次第で調整

参加料

無料※食費や旅行保険は実費

山口で農業をしたいと考えている方が、山口市の特産品を育てている市内の農家での農業体験を受けることができるツアーです。

このツアーに参加する方には、交通費の補助や宿泊費の補助(定額1万円)があるので、宿泊を考えているという方も参加しやすい内容となっています。

詳しくは「すむ住む山口」にて閲覧可能で、お試し住宅や空き家バンクの情報も豊富なので、興味のある方は確認してみて下さい。

大分県 臼杵市「おためしハウス」

臼杵ハウス

野津ハウス

対象者

市外に住所があり臼杵市への移住を希望している方

市外に住所があり臼杵市への移住を希望している方で、次のうちどちらかに当てはまる方
・40歳以下の夫婦
・就学前の児童を1名以上有する

利用期間

最短1日~最長7日

10日以上~最長連続60日以内

賃料

無料

無料

設備

オール電化、インターネット利用可、駐車場3台

オール電化、インターネット利用可、駐車場3台

大分県 臼杵市では、移住を検討している方が一定期間滞在することで、臼杵市の雰囲気や魅力を味わいつつも、移住に必要な準備を進めることができるよう、移住体験滞在施設として上記の2つを用意しています。

冷蔵庫や洗濯機などの生活に必要な備品は全て揃っているので、タオルや歯ブラシといった衛生用品のみ揃えれば生活することができ、自動車も付いているというのが嬉しいポイントです。

臼杵市は移住に力を入れていて、さまざまな支援や空き家バンクへの掲載数も豊富です。子育て支援も充実しているので、地方で子育てをしたいと考えているお父さん、お母さんは是非「臼杵市のホームページ」にて詳細を確認してみて下さい。

まとめ

移住体験ツアーの概要と、移住体験ツアーの実施例をご紹介しましたが、参考になりましたか?

移住体験ツアーにはさまざまな形があり、自治体によって特色のあるツアーが魅力的です。農業を体験することができたり、実際にその土地で暮らしたりすることもでき、移住の準備をしっかり進めることができます。

特に農業を始めたいと考えている方は、農業体験ができる自治体を探すことがおすすめです。いきなり自分一人で農業を始めようと思っても難しいことが多いので、まずは体験してみて自分に本当に合っているのかを考える機会も必要です。

子供の成長に合わせた幼稚園、小学校、中学校なども見学することができるので、子供と一緒に移住するという方は、教育施設もしっかり確認するようにしましょう。

実際に短期間でも生活してみることで、移住をしてから、思っていたよりも不便だった、周りの方に溶け込めないというような不安を感じることもなく、地方での生活に馴染むことができます。

地方移住を考えている方は、まずは移住体験ツアーをしてみるというのがおすすめです。今回ご紹介した実施例は、新型コロナウイルスの影響によって開催をしていないという可能性もあるので、実際に行こうと決めたらまずは自治体のホームページを確認してみて下さい。

移住体験ツアーに興味があるという方は、この記事を参考に素敵な移住先を探してみて下さいね。

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