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2021.03.10

地方移住で失敗したと感じたところとは?成功させるための7つの心得を紹介

「都会での刺激的な生活に疲れてしまった」「落ち着いた田舎で子育てをしたい」など、のんびりとした田舎暮らしに憧れて、地方移住する人が近年増えてきました。

移住先での充実したライフスタイルを実現している人も多い一方で、地方移住を実現しても「失敗した」と感じてしまう人もいるため、移住前のリサーチが非常に重要です。

この記事では、地方移住で失敗したと感じたところ、田舎暮らしが向いている人と向いていない人の特徴、地方移住を成功させるための7つの心得をご紹介します。

憧れの地方移住を検討している人は、移住前にぜひ参考にしてみてください。

地方移住で失敗したと感じたところとは?

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出典元:https://pixta.jp/

「都会で刺激的な生活に少し疲れてしまった」「田舎でのんびり暮らしたい」と決意して移住した人のなかには、想像とのギャップを感じ「失敗した」と思ってしまう人もいます。

まずは、地方移住で失敗したと感じやすいところをいくつかご紹介します。

移住先での気候の変化

移住先の気候を理解したうえで移住しても「実際に体感すると想像以上だった」と気候の変化に慣れないことや「雪かきが大変」など体力面で苦労するケースもあります

自分や一緒に移住する家族の年齢や体力に配慮し、暑がりか寒がりかなど理解したうえで、移住先を決めると気候によるトラブルを回避することができます。

また、事前に移住先へ訪れて確かめたり、過ごしやすい季節に引っ越したりするなど、気候に慣れていけるように工夫することも大切です。

地域の人たちとの距離が近い

都心と比べ、地方は地域の人たちとの結びつきが強くなる傾向があります。

移住先特有の人間関係や決まり事が重視される地域もあり、ご近所付き合いや人間関係の距離も近くなるため、交流を深めるのに苦戦することがあります。

地方で暮らす人たちは、温厚で移住に対しても歓迎してくれる人が多いですが、笑顔で挨拶や自分からコミュニケーションをとるなど、自ら地域へ寄り添うことが大切です。

また、移住候補地へ足を運び、地域の人の様子や雰囲気を肌で感じるのもいいでしょう。

医療機関の数が少ない

医療機関が充実している地方都市もありますが、過疎化が進んでいる地域では、大きな病院がないことや医療機関の数が少ないことが問題になることもあります。

特別な手術を行うために遠方の大きな病院へ通院したり、産婦人科が近くにないと出産に向けて入院への備えをしたり、医療機関が少ないことで不便に感じるケースがあります。

移住前には必ず、医療機関について下調べしておきましょう。

収入の減収や生活コストがかかる場合がある

地方といえば、家賃や食費が安く済み、都会と比べたら経済的負担が軽くなることをイメージされる方が多いと思います。

しかし、地方での生活に欠かせない車の維持費、寒さが厳しい地域ではエアコンやストーブを利用する際にかかる光熱費など、想像以上に生活コストがかかる場合もあります。

また、都会と比べても収入面で減収する場合もあるため、自分が考えていた以上に経済的ゆとりを感じられないことがあります。

その点も踏まえ、移住先や生活費について事前に考えておくことが大切です。

野生動物や虫が苦手

田舎なので虫が多くなるのは当然ですが、都会では予想外のケースもあるようです。

大事に育ててきた野菜を野生動物に荒らされてしまうことやカメムシやカマドウマなどの虫がどこからか湧いてきたり、カエルやセミの鳴き声がうるさい、ということもあります。

暮らしていくうちに慣れてしまう人も多いですが、虫が苦手の人は物件選びの際に気をつけるなど工夫するといいでしょう。

毎日の刺激が少ない

地方は都会と比べても、遊園地やゲームセンターなどの娯楽施設が少なく、市街地であっても既にシャッター街で買い物ができる場所が限られていることもあります。

「休日はいつも買い物をしている」「娯楽施設で過ごすことが多い」そんな刺激的な都会生活に慣れている人は、都会の生活を恋しく思い、出戻りを選択するケースも稀にあります。

一方、地方には山・海・川など自然に恵まれた地域が多いため、サーフィンしたり、登山やキャンプを楽しんだり、自然の中で思う存分に遊ぶことができます。

移住前に自分が楽しいと感じる瞬間はどんなときか、考えてみるのもおすすめです。

交通手段が少ない

電車やバスの移動手段は、都会に比べても地方の方が貧しいというのが現実です。

地域によっては「運行日が限られている」「時間帯によっては1時間に1本程度しか運行していない」このようなこともざらにあります。特に、都会で頻繁に公共交通機関を利用している人は、利便性について考えることがあるようです。

車やバイクを準備していれば、移住先で不便に感じることなく生活できます。

希望する仕事が少ない

移住前に「地方は人手不足だから就職が簡単」と思う人もいるかもしれません。

しかし、都会と比べても地方の企業数は、圧倒的に少なく、募集も多くないのが現状です。

自分が希望する収入を得られる職種が見つからず、就職活動に苦労することもあるため、移住先の候補地を決める際は、住まい探しと同時に求人も確認しておきましょう。

また、移住を機に農業・林業・漁業などの新しい仕事に挑戦しても「想像と違う」と感じる場合もあります。地方自治体のなかには、「職業体験」を実施している地域もあるため、移住前に実際に参加しておくことで、想像とのギャップをなくすことができます。

田舎暮らしが向いている人と向いていない人の特徴

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出典元:https://pixta.jp/

ご紹介したように地方移住に失敗したと感じるところもあり、移住先へのリサーチ不足や想像とのギャップから、地方移住をやめてしまう人もなかにはいます。

また、個人の性格や価値観の違いなど、田舎暮らしには向き不向きがあります。

ここからは、そんな田舎暮らしが向いている人と向いていない人の特徴をご紹介します。

自分がどちらに当てはまるか、確認してみてくださいね。

地方移住が向いている人の特徴

まずは、地方移住に向いている人の特徴をご紹介します。

  • ペットを飼っている
  • 自然が好き
  • 家族との時間を充実させたい
  • アウトドアが趣味
  • 娯楽に対しての興味が薄い
  • サブカルチャーに敏感ではない
  • 都会での生活に息苦しさを感じる
  • 自分またはパートナーの出身地へのUターンを検討している

地方移住を検討している人で、失敗するリスクが少しでも気になる人は、自分またはパートナーどちらかの出身地へUターンすることも選択肢のひとつです。親戚や友人がいれば、悩みがあるときも気軽に相談できるため、安心して暮らしていけます。

地方移住が向いていない人の特徴

続いて、地方移住が向いていない人の特徴です。

  • 収入を下げたくない
  • 虫が苦手
  • 教育機関にこだわりがある
  • 車の免許がない・運転が苦手
  • 心配性すぎる
  • 人付き合いが苦手

上記の特徴に当てはまる人でも事前に移住先について念入りに下調べし、対策を考えておくと移住先でも失敗だと感じることを大幅に減らすことができます。

後述する地方移住を成功させるための7つの心得も、ぜひ参考にしてみてくださいね。

地方移住を成功させるための7つの心得

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地方移住には向き不向きがありますが、田舎暮らしが向いていない人でも地方移住の失敗のリスクを抑え、理想のライフスタイルへ導くことができる心得があります。

最後に、地方移住を成功させるための7つの心得をご紹介します。

移住を検討している人は、ぜひ確認してみてくださいね。

移住の目的を明確化する

「都会にはない緑豊かな自然でのんびりと暮らしたい」など、ざっくりとしたイメージだけで移住してしまうのは少し危険です。

移住の目的を明確化することは、移住を成功させる上で非常に大切なことです。

  • 移住先でカフェを運営したいなら、集客方法や立地を検討する。
  • 農業や林業など新しい仕事を始めるなら、技術を習得する。
  • 家族との時間を優先したいなら、休日出勤や残業が少ない仕事を見つける。

上記のように、仕事・休日の過ごし方・夢・子育てプランなど、移住先での自分の求める理想の暮らしや具体的な目的についてはっきりとイメージができていると、おのずと準備しておくべきことが明確になります。

移住先の下調べを徹底的に行う

移住先が決まったら、まずは地域や土地の情報をできるだけ集めましょう。

  • 気候…天気・気温・降水量
  • 気候による日常生活への影響…降雪や台風による交通機関への影響など
  • 交通手段…電車・バス・車やバイクの必要性など
  • 周辺施設…病院・銀行・歯医者・介護施設・スーパー・コンビニなど

特に、降雪や台風などによる交通機関への影響を事前に確認しておくと、日常生活や仕事に支障をきたすようなトラブルを防ぐことができます。

移住候補地域に何度も足を運ぶ

いくつかの移住候補が決まったら、何度か候補地へ通ってから移住先を見極めましょう。

インターネットの情報を参考に移住先を決めても、何度か足を運ぶうちに自分の理想の移住とは違うことに気が付くことやトラブルになりそうなことを発見することができます。

地方の自治体のなかには、移住体験ツアーや数日から数ヶ月単位で滞在できる体験住宅を実施している自治体もあるため、積極的に利用して移住先を決めることをおすすめします。

移住支援制度を活用する

地方移住や定住を考えている人を歓迎し、サポートに力を入れている自治体の多くは、移住支援制度を設けています。

  • 数10万単位で住居改修費を支給する
  • 子供が生まれると祝金を支給する
  • 補助金付きの就農研修など

移住支援制度の内容は自治体によって異なりますが、移住にかかる費用を抑えるためにも活用できる支援制度を使わない手はありません

支援制度があることを知らないと利用できないため、移住候補地域の自治体Webサイトや窓口に問い合わせをし、支援制度について確認してみましょう。

空き家バンクを利用する

空き家バンクとは、空き家を売却したい人と移住希望者をマッチングさせる制度です。

地方自治体が主となり、地方で増加している空き家の有効活用として空き家の紹介を行っており、空き家バンクを利用すると気軽に移住先の空き家を探すことができます。インターネットで簡単に登録でき、土地の広さや予算を絞って検索できるため非常に便利です。

しかし、地方にある安価な借家物件のなかには、補修に費用がかかる場合もあるため、利用する場合は水道や電気が整備されているかなど、細かく確認することが大切です。

たとえば熊本県では、「熊本県移住定住ポータルサイト~KUMAMOTO LIFE~」で熊本県空き家バンクを一覧でご紹介しています。

空き家バンクを活用して、移住先での理想のマイホームを探してみましょう。

移住前に仕事を見つける

仕事を確保してから移住すると、移住先での仕事への不安が軽減されます。

移住後に仕事を見つければ問題ないと思っていると自分の求める仕事や理想の収入など、希望を満たすことができない恐れがあるため、あらかじめ仕事を決めてから移住しましょう。

WebデザイナーやIT関係など、インターネットを利用した在宅勤務であれば比較的スムーズに移住することができますが、難しい場合は「二地域居住」もおすすめです。

二地域居住とは、仕事がある都市部に近い場所を選ぶ移住方法で、仕事への不安を感じずに、都会から離れて暮らすことができるライフスタイルです。

移住候補地域が絞れてきたら、自分が求める職種や求人の有無の確認も行いましょう。

地域の人と交流を深める

都会と比べると地域の人たちとの距離が近く、コミュニケーションの機会も多くなります。

移住後は笑顔で挨拶周りに行ったり、地域について質問してみたり、何気ないコミュニケーションの積み重ねで地域の人たちと交流を深めることができます。

移住したばかりは不安や孤独に感じることも多いと思いますが、日々のコミュニケーションを大切にしていくことでそうした不安は少しずつ薄れていくでしょう。

まとめ

地方移住で失敗したと感じたところ、田舎暮らしが向いている人と向いていない人特徴、地方移住を成功させるための7つの心得をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

地方移住はとても大きな変化です。「失敗した」と思わないように、移住先が自分と合っているかどうか下調べをして、移住前に不安を解消することが大切です。

特に、地方移住に向いていない人の特徴に当てはまる人は、都心部の近くに移住する二地域居住や出身地へのUターンを検討するなど、移住先選びを慎重に行うといいでしょう。

移住先での気になる支援制度については、各自治体のWebサイトや窓口で確認することができます。事前に確認して利用していきましょう。

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