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特集記事 2023.02.21
特集記事
2023.01.31
仕事をしながら休暇も楽しむワーケーション。
新型コロナウイルス感染拡大や働き方改革の促進により、働き方は多様化しています。従来までは職場へ通える場所に住むのが当たり前でしたが、今は違います。
どこにいても仕事ができる時代だからこそ、働く場所は自分で決めたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
地方創生に取り組む熊本県では、サテライトオフィスやワーケーションの受け入れ推進のために、法人向けの視察ツアーを行っています。
この記事では、2022年11月15日と16日に行われた『株式会社縁達磨』のワーケーション体験の模様を、リアルな声を織り交ぜながらお届けします。
ワーケーションとは、「ワーク」と「バケーション」を組み合わせた造語です。
普段とは違う観光地やリゾート地などで仕事をすることで、休暇を楽しみながら仕事もするというのが大きな目的となっています。
熊本県の芦北町では、「遊ぶように働き、働きながら遊ぶ」をコンセプトに、心身共にリフレッシュしながら働ける環境を提供しています。
普段は会わない方と触れ合い、新鮮な地元の食事を食べて自然を感じる。五感の全てで、熊本県を体感することができます。
実際に熊本県へ進出した企業の話が聞きたい、ワーケーション体験に参加したいという方は、お気軽にオンライン相談会へご参加ください。
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今回、縁達磨からワーケーション体験に参加したのは、代表取締役社長のショーンさんと、ビジネスプロデューサーの佐藤の2人です。
実は佐藤さんは、2022年8月18日と19日で行われた熊本現地視察ツアーにも参加しているため、今回で2回目となります。
神奈川県鎌倉市に本社を構える株式会社“縁達磨”は、支援事業と日本文化継承事業を2本の柱として運営している会社です。
佐藤さんが熊本県出身ということもあり、もともと熊本県との縁は深く、いつかは九州支社を作りたいと思っていたと以前のインタビューでは答えてくれています。
熊本現地視察ツアーの様子は、下記の記事で紹介しています。合わせてご覧ください。
⇒株式会社“縁達磨”の熊本現地視察ツアーに密着!地方の魅力を再発見
早速ですがここからは、縁達磨のワーケーション体験の様子を紹介していきます。
今回のワーケーション体験では、1日目と2日目の両方とも、錦町役場へ訪問しました。
幸いにも天気は快晴!和気あいあいとした雰囲気のなか、一行は役場へと向かいます。
錦町役場では、すでに熊本県へ進出している株式会社MARUKU、縁達磨、自治体で、地域課題の解決へ向けたディスカッションが行われました。
さまざまな案が飛び交い、お互いに有意義な意見交換が行われていました。
縁達磨さんはホワイトボードを使い、地域課題解決へ向けて自社が何をできるかを説明。未来へ向けた構想などもわかりやすく説明していました。
後のインタビューで縁達磨代表のショーンさんは、「地域課題に直面している人と実際に会うのは初めてだったので、新しい刺激を得られた」と話しています。
このディスカッションの場には、地元で農家をしている若い方も同席。縁達磨の2人は、興味深そうに話を集中して聞いていました。
高橋酒造へも訪問しました。
1900年(明治33年)2月に創業された高橋酒造は、一世紀以上に渡り、人吉・球磨で本格米焼酎を作っている老舗の酒造です。球磨焼酎には、400年以上の歴史があります。
酒造内に併設されている施設で歴史を知り、高橋酒造や球磨焼酎の歴史を勉強します。
今回の宿泊場所は、人吉インターから車で8分の場所にある茶湯里。
お茶の名産地・相良村にあるこの場所は、豊かな自然に囲まれた温泉施設です。県内一のお茶畑を眺められるだけではなく、清流川では期間中であれば鮎釣りも楽しめます。
温泉、レストラン、宿泊施設があります。
客室は本館、ログハウス、離宿の全19室で、最大で96名も収容できるゆったりスペース。温泉は開放的な露天付きで、天気がいい日は満点の星空を見ることができます。
ゴールデンウィーク期間中はプールに入ることもできます!大自然に囲まれた優雅な宿泊施設を、縁達磨の2人も満喫していました。
最後に、今回参加してくれた縁達磨のショーンさんと佐藤さんに、ワーケーション体験の感想をインタビューしました。その模様をお伝えします!
――今回ワーケーション体験へ参加を決めた経緯と目的は何ですか?
ショーンさん「縁達磨は日本の良いものを国内外へ残していきたいという思いを掲げて仕事をしています。その中で、縁があり小山さんと繋がる機会があって、地域課題を解決したいという想いに共感して参加を決めました。」
「弊社としてはこれが一発目の進出になるので、絶対に成功させたいです。自治体は前例がなければ取り組めないという側面があると思うので、これを足掛かりにして、僕たちが日本でより多くの地域に商売繁盛の縁をもたらすキッカケになれたらいいなと考えています。」
――実際に錦町へ訪れた時の第一印象はいかがでしたか?
佐藤さん「可能性がすごくある場所だなと思っていて、いろいろな魅力が点在しているなと感じました。地域でいうと相良村が近くや人吉が近くにあって、それぞれの地域がそれぞれの魅力を発信しているなという印象です。この点が線になって繋がれば、さらに面白いことができるのではないかと思いました。」
――秘密基地ミュージアムはいかがでしたか?
ショーン社長「楽しかったです!レプリカですけど実寸大の魚雷とかも置いていて、その背景も知ることができて、ここの道は昔は滑走路だったとか。衝撃的な話をたくさん聞くことができて、歴史がそのまま残っているなという印象を受けました。」
――熊本県の人と会ってみた感想は?
ショーン社長「まだ言及できるほどは会っていないんですけど(笑)。正直な話、熊本県のことはレンコンが美味しいということ位しか知らないほど知識が浅いんです。僕が大事にしているのは、誰と仕事をするかということです。」
「今回、地域課題に直面している人と実際に会うのは初めてでした。もちろんこういう課題があることは知っていましたが、実際に会ってみて、リアリティがある課題なんだと改めて感じました。」
「今は会社に所属しなくても仕事ができる時代ですが、僕は誰もが所属したいと思える会社を作りたいと常に考えています。そういう会社を作るためには、スケールのある仕事をするか、意味のある仕事をするかの2つかないと思っています。」
「有難いことに私は、Appleやマクドナルド、東京電力などの仕事に携わる機会がありましたので、今後はスケールの大きな仕事より、意味のある仕事をしたい。」
「今日聞いた地域課題はリアルな問題だからこそ、そういったものを解決するキッカケに弊社がなれればそれはとても嬉しいことです。リアリティのある課題を解決することに関しては燃えるタイプなので、純粋に楽しみにしています。」
「かなり難しい課題ではあると思うんですけど、うまく突破口が開けて他の地域にも還元できれば、それはすごい面白いことになるのではないかと思っています。」
――佐藤さんは今回で2回目のツアー参加ですが、熊本県の人の印象はいかがですか?
佐藤さん「これは熊本だけではないと思うんですけど、お人好しっていったらいい方が悪いけど、世話焼きの方が多い印象です。ちょっとしたことでもサービス精神が旺盛だなと。そういったところが暖かさに感じるところなんだろうと思います。」
――今回のワーケーション体験で期待していたことは何ですか?
ショーン社長「今回熊本にきて発見したいというか見つけたいと思っていたものは、どうやったら誰もがみんなが口を揃えていう地域課題を解決できるかということ。地方特有の課題を解決する糸口が見つけられたら良いなっていうのと、地方の方々と仕事をしたことがないので、リズム感を感じたいという期待はありました。」
「実際に、今回も現場で独特の空気感を感じたんですけど、それを実際に感じられたのは大きかったです。普段は意思決定が早い人と仕事をする機会が多いので、足並みを揃えてとか、調和を保ちながらという仕事の進め方を感じられたのは良かったです。」
――今後熊本で事業を進める際の展望は?
ショーン社長「もちろん現時点で可能性を閉ざすつもりは一切ない。それこそ、佐藤はずっと九州に戻りたいといっているので、リモートの時代になったからこそ、さまざまな働き方ができると考えています。僕たちが活躍できる土壌があれば、熊本県に貢献していきたいです。」
――業種を問わずどのようなプロモーションも行える?
佐藤さん「業種を問わず行えますが、得意領域としては、ショーン社長の経歴からしても飲食の領域が得意です。ただ、あくまでも基礎を大事にする会社なので、誰に何をどのようにという考え方の中で、そのHowとしてどう表現するかを大事にしています。そういった意味では、飲食だけではなくどのような業種でも可能だと思っています。」
――ロケーション・働きやすさ・環境の感想は?
佐藤さん「やっぱり車がないと無理ですよね(笑)。それを今回リアルに感じました。ここからはゴルフ場も車で10分だし、趣味と仕事を共存できるなという印象です。」
ショーン社長「海も山も大きくて気持ちいいですね。東京に比べて、空が広く見えました。」
この記事では、縁達磨のワーケーション体験に密着した模様をお届けいたしました。
錦町役場での有意義なディスカッション、歴史ある高橋酒造への訪問、自然が豊かな茶湯里での宿泊といった、盛り沢山の体験ツアーになりました。
また、空き時間では秘密基地ミュージアムへも遊びに行くなど、時間をフルに使い熊本県を楽しんでいた印象です。
熊本県にはまだまだ魅力的な場所があり、仕事ができる場所が多くあります。熊本県でのワーケーションに興味がある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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