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特集記事 2023.02.21
特集記事
2021.11.30
コロナの爆発的な感染を機に、日本政府が通勤による混雑を是正するために積極的な企業の推奨を求めた在宅勤務やテレワーク。これだけでも十分に新しい働き方であるといえますが、このような働き方から更に進歩を遂げたものとして”ワーケーション”があります。
仕事・働くことを意味する「Work(ワーク)」と休暇を意味する「Vacation(バケーション)」の2つの造語であるワーケーションは、これを導入する企業、そこで仕事をする社員、ワーケーション環境を提供する地域、これを全面的に後押ししている日本政府(日本国)にとって非常に魅力あるものであり、現在ワーケーションを中心とした大きな潮流が生まれてきています。
働くことと休暇を両立する必要のあるワーケーションですので、実際にワーケーションを利用しようとされる方は、訪ねた地域が仕事と休暇のための必要条件を満たしている環境であるかは十分に検討したいことであるといえます。
今回の記事では、そんなワーケーション環境の中でも、仕事を行うことになるであろう、宿泊施設、特にホテルに関して、ワーケーションに使うホテルに求められる条件(利用者がチェックすべきポイント)、ワーケーションとしておすすめの宿泊施設、ワーケーションにおすすめの宿泊施設を提供しているサイトを紹介していこうと思います。ぜひ最後までご覧になってください。
ワーケーションの考えが普及してから随分と経ち、実際にワーケーションを試された方、今まさに実践されている方も多いかと思いますが、ここではワーケーションに関して簡単におさらいをしておこうと思います。
冒頭にてワーケーションの語源を説明したように、ワーケーションは”働きながらも同時に休暇を満喫する”ことを目的とした、新たな働き方のひとつです。
このワーケーションを支えているものとして、”テレワーク”の考えがあり、テレワークは従来の”職場で働く”という働き方を飛び越えて、インターネット等を利用した情報技術を駆使して職場以外の場所で働くスタイルへと進化した働き方の一種です。
ワーケーションは、職場以外の場所で働くというテレワークの中でも、その働きの場として観光地などを選択し、休暇を兼ねながら働くということに大きな特徴があるといえます。
このようなワーケーションには、以下に紹介するワーケーションに関わるアクターのそれぞれにメリットがあり、このような影響を受けて日本全国での大きな潮流が生まれつつあるのだと予想できます。
◆ワーケーションを導入する企業のメリット
◆ワーケーション導入企業で働く従業員のメリット
◆ワーケーション環境を提供し、ワーケーション誘致を行う地域のメリット
ワーケーションのおさらいが済んだ次に、実際にワーケーションとして働く場所をホテルにした際に、どのような点を注意深く確認すべきかを見ていきたいと思います。
ワーケーションの魅力が休暇をとることに向きがちですが、それが仕事をおざなりにしていいことにはなりません。快適な仕事環境を職場以外でも築けなければ、従来の働き方よりもパフォーマンスを落としてしまう結果になりかねません。
以下に挙げるチェックポイントをきちんと確認して頂き、仕事と休暇のメリハリをつけてワーケーションを全力で味わっていただければと思います。
それぞれに関して詳しく見ていきましょう。
ワーケーションは職場以外の場所(主に観光施設)が働く環境となるため、インターネットを介した仕事ができるようにWi-Fi環境が必須であり、企業情報が外部へと流出しないためにもそのセキュリティも厳重なものでなくてはなりません。
現在では多くのホテルにWi-Fiが備え付けられていますが、施設によってはセキュリティが低かったり、そもそもセキュリティが掛かっていないということもあります。
宿泊施設の情報等を確認しても、「Wi-Fiあり」としか書かれていないことが大半ですので、宿泊施設の方に直接確認をとることが望ましいといえます。
セキュリティはもちろん、仕事としてWi-Fiを利用するならば、その通信速度も十分に検討しておく必要があります。ワーケーション期間中の仕事に係るデータなどは工夫次第で容量を軽くしたりすることができますが、オンライン会議などのデータ量を小さくすることは思いの外難しいです。
通信速度の遅さで社内会議が延長してしまうことも避けたいことですが、取引先との会議でこのようなことが発生すると、最悪の場合には相手からの心象を悪くしてしまう可能性もあります。
万が一に備えたWi-Fiの確認はもちろん、持ち運びができてどこでもインターネットに接続できるポケットWi-Fiも非常におすすめであり、長い目でみると使い勝手のいいものでもありますので、ポケットWi-Fiもぜひ検討して頂ければと思います。
ワーケーションを行うとなると、自然とパソコン作業が必須のことになりますし、パソコン作業を行うならばデスクと椅子も必要となります。
ホテルの寝室には簡易的な机と椅子が設けられていますが、関係書類等を広げながら作業をしようと思うと案外、パソコン作業を行うためのスペースが手狭になったりもします。パソコン以外にも必要な書類等を多く机に並べそうな際には、事前の予約のタイミングでホテルに尋ねてみてみるといいのではないかと思います。
また、ホテルにデスク・椅子が設置されていないとなるとラウンジなどに併設されているカフェなどを利用することになるかも知れませんが、先に触れたWi-Fiの観点から考えるとセキュリティの面で不安が残ります。
できる限り、一室の中で作業に取り組める方がセキュリティの面でも仕事の業務の面でも都合がいいかと思いますので、確認を忘れないようにしましょう。
ワーケーション期間中にオンライン会議等のミーティングの予定が入った際に、チェックイン・チェックアウトの時間をずらせるサービスが非常に有効に働きます。
ワーケーションの中では直接顔を合わせたミーティングとはならないため、(時間の自由度が増した結果として)お互いの時間の都合が合いにくくなることもあるかと思います。
ホテル側の清掃状況や稼働状況にもよりますが、チェックイン前に到着してすぐに部屋に通してもらいミーティングを実施したり、急遽組まれたミーティングに対応するためにチェックアウトの時間を延長させてもらったりできることがあります。
これらのサービスを利用するにあたって、追加料金を徴収するホテルもありますので、そのようなサービスを利用することが予め分かっている・予想できるのであれば、ホテルを予約する際に、予約と併せて上記に関して確認をとってみることが望ましいといえます。
ワーケーション利用者の受け入れを積極的に行っているホテルでは、長期滞在者をターゲットにしたワーケーションプランを用意しているホテルも数多くあります。
ワーケーションを有効に活かせるように、コワーキングスペースや無料Wi-Fi、プリンターなどを設置しているホテルもありますので、長期滞在を計画しており、仕事のために必要と考える設備があるのであれば、それらの設備が充実しているホテルを選んでみられるのも良い手だといえます。
仕事だけでなく、休暇も大切にするのがワーケーションの在り方です。そのため、ホテルの仕事環境に目を向けるだけでなく、休暇の場所としての魅力がホテルの周囲にあるかも事前に確認しておきましょう。
ホテルのプランなどを利用すれば、アクティビティの割引券が付いていたり、地元商店で利用可能なクーポンなどを発行してもらえたりすることもありますので、このようなプランが充実しているホテルを探してみてもらえればと思います。
ワーケーションとして利用するためのホテルのチェックポイントをご紹介しましたが、ここではそのポイントに鑑みて、ぜひ利用して頂きたい以下のホテル5選を紹介していこうと思います。
はじめに紹介する、ココガーデンリゾートオキナワは沖縄県うるま市に位置するリゾートホテルです。
ホテル館内には”てふてふライブラリーラウンジ”と呼ばれる図書室が設置されており、そこには読み物が揃っていることはもちろん、ハーブティーが提供されているため、仕事の合間のちょっとした息抜きに利用することができます。
当然のように、客室には無料Wi-Fiが設備されており仕事の面での心配もありません。
館内での仕事の合間の息抜きとしての休暇だけでなく、沖縄の美しい海原を活かしたアクティビティやマリンスポーツ、特産品を活かした料理教室などがプランとして提供されていますので、仕事が終わった後の休暇としても十分に魅力あるものとなっています。
気になった方はこちらをクリック>>>『ココガーデンリゾートオキナワ』
次に紹介する志賀スイスインは、長野県志賀高原に位置するホテルで、合宿(社員研修)やワーケーションに適した設備が充実しています。
志賀スイスインに設けられたワークスペースの窓からは山々が連なった雄大な景色を一望することができ、パソコンに向き合いながらも少し視線を上げるだけで美しい景色を望むことができます。
標高が1,600mもある志賀高原は、夏やトレッキングやサイクリング、冬はスノーボードやスキーといった、季節に応じたアクティビティを満喫できる場所となっており、仕事を終わらせてからの本格的な休暇の場としても十分に楽しむことができます。
気になった方はこちらをクリック>>>『志賀スイスイン』
次に挙げるリッチモンドプレミア京都駅前は、京都駅から徒歩5分という非常に交通の便が良好な場所に位置しています。京都という日本の歴史が積み重ねられてきた場所を周遊する際の拠点としては非常に便利な場所であるといえます。
また、観光の面だけでなく、全室無料Wi-Fiが整っていることはもちろん、先に触れたデスクや椅子の面でも、デスクセットの貸出が行われており、仕事の面でのアメニティが充実しているのは嬉しいポイントなのではないでしょうか?
これに加えて、リッチモンドプレミアが提供しているクラブの会員になると、チェックアウトの時間が12時にまで延長可能になりもするため、急なミーティングのセッティングが行われた場合でも慌てる機会が減るようにもなると考えられます。
気になった方はこちらをクリック>>>『リッチモンドホテルズ_プレミア京都駅前店』
次にご紹介するのは、京都京都市の東山区に位置するラグジュラリーホテルSOWAKAです。このホテルは、ホテルでありながらも”日本の和”のエッセンスがホテル全体の設えに散りばめられており、和モダンであり、かつ、ラグジュアリーな環境が提供されています。
大正時代から昭和に掛けて建設された料亭をリノベーションして造った本館と、和を尊重しつつも現代の建築デザインを積極的に取り込んだ新館とがあり、これらの趣きは決して同じではないのに、どこか似た雰囲気が感じられる、そんな感覚を味わうことができる場所となっています。
各部屋にWi-Fiが備えられていることはもちろん、こちらの施設ではチェックインを早めることも可能となっていますので、ミーティングの都合上、どうしても早めに部屋を使いたいという方にとってもありがたい施設となっています。
気になった方はこちらをクリック>>>『ラグジュアリーホテルSOWAKA』
最後にご紹介するホテルは、三重県の鳥羽市に位置する鳥羽国際ホテルです。主水岬と呼ばれる岬の先端にホテルが位置しており、鳥羽湾を一望できる絶好のロケーションと、伊勢志摩の季節の幸を活かした料理が人気を集めています。
仕事の面でのアメニティとしては、会議室を利用することが可能にもなっており、ワーケーションを個人ではなく(社員研修などを兼ねた)集団で実施しているなどの場合に非常に役立ちます。Wi-Fiもきちんと整備されています。
気になった方はこちらをクリック>>>『鳥羽国際ホテル』
ワーケーションの働く場としてホテルを利用する際のチェックポイントと、おすすめのホテルをご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
ホテルそのものが魅力的な設備やプランを整えているだけでなく、周囲の観光スポット、観光施設と連携してホテルを拠点にした周遊観光を行えるように工夫しているホテルもあり、実に魅力あるワーケーションへと進化しつつあります。
今回の記事ではおすすめのホテル5選として紹介したホテル以外にも、旅館やペンションなどさまざまな宿泊施設がありますので、この記事をきっかけにワーケーションを実践してみるのはもちろん、ワーケーションを通じて自分にとってお気に入りの、新たな働く場所を見つけて頂ければ嬉しく思います。
Thank You!!
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