Interview
移住者インタビュー
熊本県移住で見つけた、まだ知らない日本の魅力
株式会社MARUKU 営業企画 前島 大和
奄美大島で生まれ、鹿児島の高校、福岡の大学に通う。大学卒業後の2013〜2016年をカナダのバンクーバーで、2016〜2017年をアメリカのポートランドで過ごし、2018年にカナダで知り合った株式会社MARUKU代表・小山 光由樹氏の誘いをきっかけに熊本県へ移住。
現在では株式会社MARUKUの営業企画として活躍。マーケティング事業や地方創生事業を主に担当し、民間企業や行政との窓口となっている。
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カナダ・アメリカを渡り歩き、自然あふれる熊本県の山都町へ
強みであるICT技術を駆使し、地方自治体が抱える問題を解決することで社会貢献につなげる事業を展開する株式会社MARUKU。そこで営業として活躍しているのが、奄美大島出身の前島大和さんです。
大学卒業後の数年間を海外で過ごし「海外に強い憧れがあった」と話す前島大和さんが帰国後、働く場所・暮らす場所として選んだのが熊本県の山都町でした。
──業務内容を教えてください。
株式会社MARUKUの営業として民間企業や行政の窓口となり、マーケティング事業や地方創生事業を担当しています。
──山都町への移住を決めた背景はなんだったのでしょうか。
大学卒業後の2013年から4年間をカナダのバンクーバーで、その後の2年間をアメリカのポートランドで過ごしていました。
バンクーバー在住時に今勤めている株式会社MARUKUの代表・小山と仲良くなり、一緒に熊本に進出しようという流れになって、山都町への移住を決めました。 -
田舎の課題は似ている。一つ解決すれば、他の町にも活かせる
──熊本に移住するにあたってどんな不安や期待がありましたか?
たまたま地元奄美の友達が山都町に住んでいたこともあって、不安は特にありませんでした。どんな出会いやつながりが作れるか、ワクワクのほうが大きかった。
──視察したときの印象はどうでしたか?
自然豊かで緑がきれいだと思いました。また、初めて会う人たちも明るく受け入れてくれて、印象がとても良かったです。
移住から4年が経とうとしているのですが、同じ田舎ということもあり、自分が育った田舎の奄美と比べながら俯瞰的に町の状況や、状態がわかったことも良かったです。
田舎はどこも同じ課題を持っていることが多いので、一つでもそういった課題解決につながれば、他の町でも同じようなスキームを持っていくことが可能だと思っています。 -
熊本に移住してみて、日本への興味が今まで以上に膨らんだ
──熊本に移住して、どんな変化がありましたか?
これまでは海外への憧れがとても強かったのですが、日本でも知らないことや場所がたくさんあって、日本に対しての興味が今まで以上に膨らみました。
──熊本での働き方、環境はどうでしょう?
自宅から事務所までの距離が100mくらいと近いので、移動時間が削減され仕事前に運動や育児などに時間を割けるようになりました。
熊本の前は海外での就職経験しかないのでなんとも言えないのですが、働く環境としては個人的にすごく合っていると思っています。今はSNSなどの発達もあって、どこにいても誰とでもつながることができるし、情報も手に入れやすい時代。
私はバーベキューとかそういったアウトドアが好きなので、熊本の自然に囲まれて生活できていることはとても魅力的です。 -
新しいチャレンジでまだ知られていない街と街、人と人をつなげていきたい
──熊本での暮らしはどうですか?
食べ物などを近所の人にもらったり、家賃もすごく安いので、自分の趣味にお金をかけることもできます。
また、アウトドア好きには熊本は本当にたまらないと思います。山もあるし海もある。それでいて、ちょっと車を走らせれば繁華街もある。あとは、とにかくご飯がおいしいです。
──今後の展望について教えてください。
今後は街と街であったり、町と市であったり、人と人などをつなぐ活動をしていきたいと思っています。
日本の地方にはまだまだ知られていない良い場所や人がたくさんいるので、そこをつなげていきたいですね。
熊本は新しいチャレンジをするには本当に最高の環境なので、一緒に熊本を盛り上げていきましょう。
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